人・エネルギー研究所

2018年3月16日(金)開催!@青山
人生に変化が起こる宿 湯河原リトリート ご縁の杜 代表 /人エネルギー研究所 所長 深澤里奈子による
『出張!人・エネルギー研究所 第2回東京おはなし会 - テーマ:『Energy full 』-いま、生き満ちて生まれる"営み"とは何なのか? -

旅館経営から「人生に変化が起こる宿 ご縁の杜」としてのリトリート施設へシフトしてから、丸2年。

約20年の経営実績の中でいま、ご縁の杜で現実化されている 『 Energyfull -人のエネルギーが満ちた状態- 』とは何か を語ります。


日時:2018年3月16日(金)19:00~21:00

参加費:3000円(税込)

申込:0465-64-0150(湯河原リトリート ご縁の杜)

振込先:さがみ信用金庫 宮上支店 普通 0048578 ご縁の杜 株式会社

     ※入金時、お名前の後ろに講座開催日を入力してください。

      例)シアワセタロウ 0815


vol.5「エネルギー」×「経営」とはなんですか?

経営とは「経」=縦の軸から湧く想いを
現実的社会に「営む」こと


ご縁の杜代表 深澤里奈子

2000年に26歳で旅館の女将を引き継ぎ3代目として事業継承。2008年より理念経営を中心軸としたスタッフ教育、教育事業も同時に行い大学講師を務める。2016年、心理学、脳科学の教育事業に加え食養生の宿「湯河原リトリート」へシフトする。人の生き方の気づき、創造の場を提案している。


■深澤さんにとって「経営とは何ですか?」と聞かれ…

経営とは何だろうか? 戦後の物質的生産性の時代の中で、経営とは 「売上 利益を上げること」のみに焦点が当たり、この時代を生きる経営者たちは それが出来ないとダメな人間だと思われることへの恐れと劣等感から駆り立てられて、売上利益、量産的生産性を目指してきたように思います。そして2000年を越えた頃から、「それだけじゃないよね」と気づく人たちが増え、今、新しい経営の価値観が改めて育ち始めている時期なのではないでしょうか。

私も経営者になって17年、様々な考え方を経て、今 経営に関しての考え方は左記のように感じています。

私にとって経営とは、「経」という縦軸を通すこと。経という軸とは、肚(魂)・心(感情)・頭(思考)。これが真っ直ぐ統合されている状態の時に湧いてくる、この感覚やアイデアをこの世界に現象化させていきたいんだ!という想いを 現実的なこの社会に「営む」こと。これが私の中の経営観です。


■経=縦の軸は

どうしたら分かるの?

図1のように、仮に人間にこの3つの感度センサーがあるとしたら、同じ人間の中に それぞれの役割がある。

肚(魂)は「生命力・いのちの力」。本来の自分が存在する場所(仏教では仏性、神道では真我とも言われている)。古来から「丹田」とも言われ ここを鍛えることで人間が本来もっている力、直感力や野生の力などが高まりました。日本人は特に「肚の文化」を生きてきた民族。考えてるのは頭のはずなのに、腹で決める とか 腹が立つ、とか、この肚の部分が何か精神性に作用していることを感覚的に分かっていた。実際に肚に意図をおくと、本当のことが湧いてくる。そこが原動力となって、下から湧き出る自分の本当の感性を、心(感情)で「喜び♪」と感じ、そして頭(思考)で'それを現実化するためにはどんなことができるかな!というアイデア」が浮かび、行動をもって、自然発生的な喜びの創造プロセスで物事が現実的に出来上がっていく。このように肉体を総合的に活躍させると、体もゆるんだ状態で活力が上がり、無理のない形で、エネルギーの高いものが出来上がると思います。これを「内圧」(内的要因からの活力・ホワイトエンジン)と呼びます。

 逆に、情報化社会となった世界の中で、外側の情報から物事を判断し、人の評価や自己の名声や権威を獲得するために、表面的な動きをしてしまうこともあります。本来の自分の声を無視して肚と心の間に蓋をしてしまうことです。頭(思考)が外からの圧力を受け それに応えるべく考えを出し、心(感情)が苦しくなっているのも抑えきって、外側に合わせていく。それを繰り返すごとに 心と肚の間の蓋の層を厚く厚くしてしまいます。そのうち肚の声は聴こえなくなり、感情を感じることを止め、自らの体を守るために体をも頑なにしていきます。頭と心と肚は分離し、本当の自分は何なのか分からなくなっていきます。そのことにさえも気づかなくなり、外側の考えや情報を中心とした固定観念から駆り立て

られる結果を出そうと躍起に。これを「外圧」(外的要因からの圧力、ブラックエンジン)と呼びます。※図2

■肚を湧かす方法

肚=生命力を湧かす方法は、人によっていろいろな方法があると思います。いわゆる「フロー状態(スポーツで言うと 「ゾーンに入る」という表現) になることだと思います。

例えば日の出を観る、瞑想する、気功、散歩、自然の中を歩く、走る、踊る、音を奏でる、音楽を聴く、恋をする、大地に近い植物を食べる、自分で料理する、大工や染め物や縫い物などの手仕事、自分の気持ちに素直になる、喜びを感じる…などなど。

ご縁の杜では「本来の自分に還り 本質的な行動へと進む」キッカケの場として、こんな企画を提供しています。

①日の出を観る

日の出や森林などの自然界は そこにただいるだけで 体内の生命力のスイッチをONにしてくれます。肚の想いを湧きだ立たせる朝陽は体感覚で自然界と調和していきます。※早朝、日の出を見に行く「日の出ツアー」を開催しています。

②瞑想的時間

瞑想講座の中で自分の中に集中していく感覚をお伝えしたり、キッチンworkの料理というものを作るプロセスの中で'中庸に戻す・中心軸を知る'という訓練ができます。※早朝や希望の時間に「瞑想講座」を開催している。「キッチンwork」というエネルギー訓練を開催している。

③波動が合う食を体にいれる

野菜の意志を聴きながら生まれる料理は、野菜のエネルギーを最大限に生かし、その活力が上がった野菜を食べることで、食べた人の波動が高まることを意図しています。※「野菜の声を聴く料理」夕食やランチでご用意してます。また「野菜の声を聴く料理教室」も開催しています。

こんな風に、日常で肚が湧くように生きていると、自然に肚と心の間の蓋がとれてきて、本来の自分の声をキャッチできるようになります。それは声という形で聞こえるだけでなく、目の前に現れる現象や何かの文章や誰かの言葉の中から「お知らせ(メッセージ)をキャッチしていけるようになります。これをシンクロニシティ(共時性)ともいいます。



■経営はエネルギー

図1のような感覚で経営というものを感じた時、肚から湧く流れからきて「経」縦の通りを心地良く通すと、外側の外圧によって形成された自分に被せている「鎧」に気づくようになります。もちろん、それを脱ぐのは恐れがあります。今までの経営スタイルを一転してしまう方向へと向かうかもしれない…しかし「肚に正直に生きてみる」と決めていれば、徐々に鎧の層が薄くなり、本来の自分の感覚を取り戻すことができます。

自分の中を通るエネルギーがスムーズだと、現実社会に起こることが自然に望む方向へと進んでいくことを感じられるでしょう。

 そして自分の中を整えていくことで、自分の周りの人たち(家族やスタッフやお客様やお取引先など)との人間関係が心地良く循環し、自分の「経」から湧く在り方を共に共感しあう人が集まってくる組織となります。

その結果として、売上 利益も循環する経営となっていく。これがエネルギー×経営のあり方と考えています。



vol.1~vol.4nのinterview記事はコチラ!

代表挨拶| 湯河原リトリート ご縁の杜 -Goen no Mori- 神奈川・湯河原温泉

,likebtn,,{"twitter":false,"facebook":false,"mixi":false,"google":false,"mixikey":"","hatena":false,"pocket":false,"linkedin":false,"line":false,"tumblr":false,"pinterest":false,"facebookCom":true,"sortItems":["facebookCom"]}印刷用表示 |テキストサイズ 小 |中 |大 |私たちの挑戦 創業65年。祖母が1950年に始めて、最初の35年間は民宿として、次の15年間は宴会旅館として、私が継いでこの15年は料亭小宿として、形を変えて存在してきました。そして次なる挑戦は「リトリート」を中心とした場。宿の存在を超えて これからの時代の人間の潜在的可能性が循環する場を目指して、2016年春より、コンセプト 仕組み 食材 おもてなし など方向性を「本来の自分に還る場」へとシフト。次なる挑戦をスタートしています。創物質的な豊かさに向かって猛スピードで駆け抜けてきた時代。大切な何かをちょっと忘れかけている現代人。ちょっと立ち止まって 「精神的な豊かさ=生きている幸せを感じる」なんてこともいいですよね。心と体を整える旅。体をつくっているのは「想い方と食べ物」想いの本質を紐解けば、心を体がゆるんでくる。そして、食べ方への感覚をちょいと変えてみると、体は正直になってくれます。宿泊業で体感した たくさんの人との関わりから観えてきた人の本質。自分と自分、自分と他者を繋げるコミュニケーションの在り方。スタッフ教育から学んだ 心地よく自分の力を発揮する方法。食の研究を通して感じた 食材の声を感じるカラダの創り方。ここからの人生にお役に立てる学びを宿の場で、お話会の場で、お伝えできたら ありがたいです。                  ご縁の杜代表  深澤 里奈子湯河原リトリートご縁の杜 代表 深澤里奈子が語る、様々なエネルギーという力。一つ一つのエネルギーを感じることで、生きる力が漲ってくる。インタビュー形式でご紹介させていただきます。◆インタビュー01「人のエネルギー」とは?インタビュー01(PDF)◆インタビュー02「祈りのエネルギー」とは?インタビュー02(PDF)◆

湯河原リトリート ご縁の杜 -Goen no Mori- 神奈川・湯河原温泉


■お金もエネルギー

同じように「お金もエネルギー」なのです。「売上 利益 収入としてしかお金は入ってこない!」と思っていませんか?

お金をエネルギーと捉えることで、自分が本当にしたいことへと お金の川幅がついてきます。

お金とエネルギーに関しては また次回の記事にて お楽しみに♪